熱橋部分(ヒートブリッジ)#新築住宅の完成まで~
2021/09/15
中嶋さんの家、進行中⑦
湖西市新居町の新築住宅
上棟も終わりサッシ(窓)の取り付けや耐力面材、防水紙の施工など建物の外部の工事が順調に進んでいます。
雨が建物の内部に侵入しないようにサッシ回りや防水紙の処理には神経質になるのは当然ですが、
熱橋(ねっきょう:ヒートブリッジ※1)部分の処理も忘れないようにしないといけません。
建物の外部と内部を貫通している金物(羽子板・ボルトなど)は外からの熱を伝えてしまいます。①
そこで内外を貫通して剥き出しになっている熱橋(ねっきょう)部分を発砲ウレタンで覆い、少しでも熱が伝わりにくくなるようにします。②
せっかく良い材料を使って高気密・高断熱にしても熱橋部分が処理されていなければ勿体ないですよね。
ただノミやカンナを巧みに使える技術のある大工さんが良いのではなく、それは当たり前の上で気密・熱橋などを理解して柔軟に対応してくれる大工さんが求められます。
新しい材料や施工方法を柔軟に吸収してお施主さんのために施工してくれる大工さんにいつも感謝しています。
ブログ(文章)での説明は難しいですね…。分かりにくくてすみません。
この後、まだまだ外部の施工が続きます!
※1 断熱性が周囲より劣る箇所(熱が伝わりやすい箇所)