気密と断熱は切っても切れない仲#新築住宅の完成まで~
2021/11/20
中嶋さんの家、進行中⑩
湖西市新居町の新築住宅
外壁などの外部ばかりブログで書いてきましたが内部の大工さんもちゃんと進んでいます。
数年前に設計の先輩に教えてもらったエンデバーハウスさんの断熱「パーフェクトバリア」
素肌で触れても痒くならず、躯体にホッチキスで留めるので何年経過してもしっかり充填されたまま断熱欠損にならない素敵な断熱材です。
断熱材を柱、間柱の間に施工してその上にピンク色した気密シートを張っていきます。断熱材を隙間なく入れることは当たり前ですが、気密シートも同じくらい重要です。
冷房・暖房した空気を気密シートで室内に閉じ込め逃がさず、良い断熱材で外からの季節の影響を受けにくくして室内の冷暖房も逃がさない!と言う意識を職人さんも持って協力してくれています。
今、よく耳にする「高気密・高断熱」住宅・・・その言葉の響きだけに騙されないようにお施主さんも勉強してください。
高気密・高断熱は片方だけが優れていてもダメなのは分かると思いますが、それに加えて施工者(大工さん)の作業能力が大きく影響してきます。
どんなに良い物を使おうが正しく理解したうえで施工してもらわないと全く無意味なことになってしまいます。
ノミやカンナを匠に使うだけでなく、新しい材料・施工方法を設計者と一緒に勉強して施工してくれる大工さんに感謝っ!
おまけ写真
室内に土間もあるので基礎断熱・気密処理もしっかりと!