門・塀の制作が始まりました②-上棟-
2022/08/07
伝統工法での門と塀の制作-上棟-
浜松市天竜区春野
大工さんの刻み加工も完了して、門の部分から先行していよいよ上棟です!
新築の住宅の工場プレカット加工(刻み)では見られない伝統的な仕口や継手(※1)に興奮してしまいますねっ!!
1人の大工さんが全ての材料をノコギリやカンナ、ノミの手作業で加工したとは思えないほど寸分の狂いどころか1㎜の狂いもなく組み合わさっていく光景に私もお施主さんの旦那さんも奥さんも感動していました。
お茶室の刻み加工や施工もお願いした技術に申し分ない大工さんなので加工は朝飯前だったと思いますけど?
2日間で順調に進んで門と繋がっている塀の施工まで手を付けることが出来ました。手伝った私は筋肉痛…。
この後は大和塀(やまと)の制作、屋根瓦、板金の施工が進んでいきます。
※1 仕口、継手:材料を継ぎ足して長くするための手法を「継手」、材木が重なり交差し合う場所の加工を「仕口」と言う。